人材紹介業のコンサルタントとして成功する方法
前回のまとめ – 人材紹介業で成功しているコンサルタント:3パターン
前回のブログでは、人材紹介業で成功しているコンサルタント 3パターンについてお話しました。
パターン1 一人完結型
5~10人のコンサルタントが行う仕事量をたった1人のコンサルタントが行い、成功を収めているケース。1人で5~10人分の仕事を戦略的に行い、大量の採用決定に繋げることで、驚異の売上を作っていきます。
パターン2 エグゼクティブサーチ型
社長、執行役員、本部長といったビジネスにクリティカルなポジションのみを扱い、ご入社後のカルチャーフィットやリテンションにまで気を配ってピンポイントで候補者をご紹介。クライアントと長期的な信頼関係を築き、リピートでご依頼いただくことで成功を収めています。
パターン3 チームリーダー型
業界や職種別に編成されたチームのリーダーとして、5~10人程の若手コンサルタントを統率。マネジメント手腕を発揮し、部下を叱咤激励しながら、とてつもない売上を誇るチームに育て上げていきます。
それぞれのパターンの詳細については、前回のブログをご参照ください。
それぞれのパターンに向いている人
それでは、3つそれぞれのパターンには、どのような方が向いているのか?どのように仕事を進めていけば成功できるのか?説明させていただきます。
パターン1 一人完結型
向いている人
- 「とにかく稼ぎたい!」というモチベーション
- 社内の売上ランキングでトップクラスを死守する強い意志
必須条件
- 連日朝から深夜過ぎまで働き続けられる体力
- 今現在働いている人材紹介エージェントで、幾度も売上MVPを取った実績がある
どうしたらなれるか
- 同職種を大量採用しているクライアント複数社と契約を結ぶ
- 業務効率を最優先にしたスケジュールを仕組み化する
- リサーチャー、アシスタントと効率良く協業する仕組みをつくる
- 自分の担当領域にはコンサルタントがいないエージェントで、且つ、業績連動型の報酬制度を取っているエージェントへ転職する
- 起業する
注意点
特に大手エージェントから転職・起業した場合、長年お付き合いのあったクライアントとですら、新規の契約を結べない可能性もある。自分の転職後もクライアントはお付き合いを続けてくれるのか、準備・リサーチを徹底すること。
パターン2 エグゼクティブサーチ型
向いている人
- 「クライアントのために仕事をしたい!」というモチベーション
- 経営者目線に立ち、クライアントの課題解決に共に取り組む意欲がある
- ご紹介した候補者の更なる活躍、クライアントのビジネスの業績拡大が何より嬉しい
必須条件
- ビジネスに関する探究心があり、日々新聞や本、WEB等からの情報収集を欠かさない
- 戦略を立て、検証・実行し、ファクトベースでの提案ができる
- 経営者と対等に話をすべく情報収集・学習に努める一方で、わからない点は素直に聞く謙虚で誠実な姿勢
どうしたらなれるか
- 業績連動型の報酬制度を取っているエージェントで、且つ、社員数10~15名以下のエグゼクティブサーチエージェントへ転職する(エグゼクティブ案件は多くないため、人数が多いエージェントでは案件の取り合いになる)
- Business Developmentができるなら起業する
- クライアントのビジネスを体系的に調べ上げ、スピーディに理解する能力を身に付ける
- ポジションの詳細をヒアリングし、理想的な人材を細かくターゲティングできる
- クライアントの経営課題を正しく認識し、ファクトベースで提案ができる
- 「結果」を出せる人材を紹介し続けることで、信頼と実績を積み重ねる
- 自身のネットワークから新規案件をエクスクルーシブでいただくことができる
注意点
基本自分1人でエグゼクティブ層とのコネクションを持ち、Business Developmentができることが大前提。リテイナー(前課金)で高いフィーを頂いておきながら「採用決定」に至らない、そのような恥ずべき結果は絶対にあってはならない
パターン3 チームリーダー型
向いている人
- 「 地位・権力を得たい」という権力タイプ、もしくは「部下を育てていきたい」というコーチタイプ
- 「チーム一丸となって、より大きなビジネスを成し遂げたい!」というモチベーション
必須条件
<権力タイプ>
- 社内で上手く立ち回る政治力がある
- 自分自身の評価に繋がる言動・根回しができる
<コーチタイプ>
- チームメンバー個々の強み・弱みを把握し、それぞれにあった育成ができる
- 日々起きるメンバーのトラブルやエラーを解決する能力と忍耐力がある
どうしたらなれるか
まずは自分の所属する組織が政治重視か、結果重視か、見極めること(政治重視の組織においてこ の見極めを誤ると、昇進どころか、敵とみなされ排除されることも)
<政治重視型組織の場合>
上司、チームリーダーがプレイヤー時代に実績を上げていない、という組織は、政治重視である可能性が高い。「社内で強い影響力を持ち、自分の敵になるのでは?」と上司から目を付けられないよう、チームの売上も維持しつつ、組織内で上手く立ち回ること。権力タイプに適した組織。
<結果重視型組織の場合>
プレイヤーとして実績を上げてきた上司、チームリーダーが多い組織は、結果重視である可能性が高い。チームの売上が何よりも重要視されるため、常にチームの現状を把握し、適宜策を講じて目標達成し続けること。コーチタイプに適した組織。
注意点
特に大きなエージェント組織においては、新人育成、部下のマネジメント、優秀なコンサルタントの採用など、チームリーダーは責任重大なポジションである。チームリーダーが部下の売上による不労所得に甘んじていると、当然部下からの信頼を失い評価は散々なものになる。
Octaviaでエグゼクティブサーチコンサルタントを目指しませんか?
オクタヴィア・エグゼクティブサーチのスタイルは、上記「エグゼクティブサーチ」型になります。業界・職種を問わず、リテイナーやエクスクルーシブで、採用企業の重要な1つのポジションを確実にご紹介に繋げます。
「採用企業の倫理観に問題がある」「候補者の方が幸せになる案件ではない」と判断した場合、お断りするケースもございます。たとえ最終面接に進んでいる方がいても、そう判断したら「やめたほうがいい」とアドバイスします。
そうして築き上げたオクタヴィア・エグゼクティブサーチブランドは、確実に持続性のあるビジネスに繋がっており、創業以来、ほぼすべての案件をご紹介から頂いています。
もし、弊社の考え方に共感頂ける方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。経験が少なくても、学ぶ意欲のある方はしっかりとサポートします。
弊社のビジョン
- プロフェッショナルであること
クライアントの問題解決のためにできることはすべてやるという姿勢
「質」と「結果」への徹底的なこだわり
- 顧客志向であること
常に顧客の立場に立って考える姿勢
(社内での会話の主語は「クライアント」、「候補者の方」であることが多いです)
- 誠実であること
採用企業と候補者、双方に納得して頂ける誠実なサービスに尽力する
- チームワーク
コンサルタント、リサーチャー、アドミがチーム一丸となって目標達成する
(社内でナレッジをシェアし、常に自己研鑽に努めます)
特徴
- 企業からの採用依頼のリピート率は9割
- 採用企業は外資系6割、日系4割
- 年収1500万円のミドルマネジメント~5000万円の役員、社長案件が中心
- クライアント企業に対し、マーケット分析を用いた戦略を立案
- マーケット全体のファクトデータを用いた提案(クライアントの欲しい人材が日本に〇〇名ほどいる、まで把握します)
- ビズリーチなどのJob boardに依存しない、ヘッドハンティング手法を用いたサーチ
- 他エージェントで決まらない案件を確実に決めるノウハウを保有
- コンサルタントの報酬は売上の40~60%
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