サーチ型(ヘッドハンティング)と登録型の人材紹介の違いとは?②
サーチ型or登録型:採用企業のメリット、デメリット
このページは、こちらの記事の続きになります。
サーチ型(ヘッドハンティング)も登録型もメリット・デメリットをしっかり把握した上で使い分ければ、採用にとって非常に大きな武器となります。
サーチ型エージェントを使うメリット・デメリット
メリット:
・ 欲しい人材のみ厳選して紹介を受けられる
・ 業界の第一線で活躍中のハイパフォーマーの採用ができる
・ 競合企業、カスタマーからの高度なスキル・経験をもった人材の採用が可能
・ 入社後のパフォーマンス、リテンション率が高い
・ 情報開示への配慮があるため、社内外にも知られず採用を進める事ができる
デメリット:
・ 採用開始から紹介までの時間がかかる(通常で1か月から1.5か月ほど)
・ ハイアリングマネジャーも巻き込んでいく手間がかかる
・ 報酬フィーが少し高い
登録型エージェントを使うメリット・デメリット
次に、登録型エージェントのメリット・デメリットを紹介します。
メリット:
・ データベースに人材がいた場合、すぐに紹介が可能
・ 沢山のCV(応募書類)を受け取り、多くの候補者の中から検討ができる
デメリット:
・ 欲しい人材ばかりを紹介してもらえるとは限らない
・ データベースに紹介できる人がいない場合、採用が長期化(半年から1年)、あるいは後回しにされる
デメリットの「欲しい人材ばかりを紹介してもらえるとは限らない」については、弊社ブログ「『質』に妥協しない|オクタヴィア・エグゼクティブサーチが選ばれる理由」にも書かせていただきましたが、「大手エージェントに頼んで6カ月経つが、良い候補者にめぐり会えていない」などが起こる可能性もあります。
【番外編】求職者側にとってのメリット、デメリット
サーチ型エージェントを使うメリット、デメリット
メリット:
・ 他社エージェントでは扱っていないエクスクルーシブ案件の紹介を受けることができる
・ 採用企業と候補者、両方の支援を1人のコンサルタントが担当するため、求人案件や採用企業、組織カルチャー、上司の性格などの詳細な情報を得る事ができる
・ 経験豊かなコンサルタントが多く、さまざまな角度からのキャリアアドバイスが受けられる
デメリット:
・ 紹介できる案件数が少ない
・ 綿密な打ち合わせをしながら進めるため、選考スピードが遅いこともある
・ 面接に必要な情報やヒントの提示はあるが、模擬面接やレジュメチェックなどのサポートはないケースが多い
エグゼクティブ向けであるため、一般向けの手取り足取りのサポートではなく、攻略のポイントを伝えるというサポート形式になっています。
登録型エージェントを使うメリット、デメリット
メリット:
・ 多数案件の紹介を受けることができる
・ レジュメチェックや、模擬面接などのサポートが充実している
デメリット:
・ 比較的若手のコンサルタントが多く、十分なキャリアアドバイスが受けられない
・ 採用企業担当と、候補者担当が分かれている事が多いため、求人案件や採用企業のリアルな情報を得ることが難しい
サーチ型or登録型:どんな採用に、どちらを選ぶ?
サーチ型(ヘッドハンティング)がおすすめなケース
・ 高度なスキル・経験・マネジメント力を持つ候補者の採用を検討している
・ 社内外に、コンフィデンシャルに採用を進めなければいけない
・ 登録型のエージェントに依頼したが、紹介がなかなか上がらない場合
登録型がおすすめなケース
・ スキル、経験、マネジメント力をあまり問わない、ジュニアレベルの採用を検討している
・ たくさんのCVを見て候補者を選びたい場合
・ 人が辞めてしまったので、とにかく急ぎで後任を見つけたい
ヘッドハンティングをご検討の際は、オクタヴィア・エグゼクティブサーチへ
オクタヴィア・エグゼクティブサーチは、サーチ型(ヘッドハンティング)に特化している人材紹介会社です。企業様の採用決定者や経営者様からの直接の依頼を中心としており、弊社の案件の70%以上は、リテイナー または エクスクルーシブ です。
年収1,500万円以上のミドルからシニアマネジメント、または 他社エージェントで6カ月以上みつからないニッチな経験・スキルを持っている候補者のサーチを得意としています。
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