LinkedIn主催イベント『LinkedIn活用術』:オクタヴィア・エグゼクティブサーチ代表 新木 が登壇いたしました
2022年10月27日、LinkedIn Japan (リンクトイン・ジャパン) 様の主催で、『人材業界向け交流会・対談イベント』が開催されました。
パネリスト(主催社の掲載順)
- オクタヴィア・エグゼクティブサーチ株式会社 代表取締役社長 新木 幸江
- Pole & Line 合同会社 エグゼクティブリクルーター 古市 祐介 様
- タリスマン株式会社 マネージャー 井口 晋也 様
ご進行:
- LinkedIn Japan株式会社 Staffing Industry 営業部長 鈴木 元基 様
イベントは、LinkedIn をどのように活用するのかが 焦点でした。
- LinkedIn データインサイト(非公開データ)
- LinkedIn 活用方法・パネルディスカッション
- 交流会(ネットワーキング)
短い時間ながら、中身が濃く凝縮したイベントでした。今回は、一部 非公開データを除き、この実りが多かったイベントでどんなことが話されたのかを簡単にご報告いたします。最後までぜひお目通しください。
ご参加者・会場の様子
「オフラインのイベントが数年ぶり、の方はどのくらいいらっしゃいますか?」
という質問に、ほとんどの人が手を上げる- 社長・経営者をはじめ経験豊かなコンサルタントの方を中心とし、ここ一年でコンサルタントへ転身したフレッシュな方もご参加されていました。少しコロナは落ち着いた時期でしたが、パネリストやご参加者は全員マスクを着用。あまり「密」になりすぎないような広さを保てる会場でした。
会場はセミナー形式で MCとパネリストとの距離は一体感があり温かな雰囲気でした。LinkedIn が紹介するデータやパネリストの話は、オーディエンスの皆様も共感したり納得したりできる部分も多かったようで、頷きながらお聞きになっている方が大変多い印象でした。最後のQ&Aでは時間がいっぱいになるまで質問の手が上がり、パネリストたちも終始リアルな経験をお話ししていました。
本イベントでの学び: LinkedIn 活用法と市場動向
『スキル機能』を重視: 正確に登録・検索
コンサルタントは、どのようなスキルをどのように活かしているかを見て候補者様にお声をかけます。LinkedIn 活用法のひとつとして、スキルのフィルターを正確に活かす話がありました。勤務先や出身大学も大切な要素ですが、昨今大企業から中小企業への転職者も増えており、中小企業やスタートアップでスキルが高く実用的な経験を積んでいる候補者もたくさんいます。その既存スキルを他で活かしたい候補者が近年増加しているようです。
逆に候補者の方の中には LinkedIn に経歴の全てを書いていない人も多くいるようですが、スキル登録は敷居が比較的低く的外れなスカウトメッセージが減るのかもしれません(笑)
特に近年は、英語・プロジェクトマネジメント・コミュケーションなどソフトスキルの市場ニーズが増えており、LinkedIn でもスキル追加できるようになったそうです。
ソフトスキルの重視: 経営陣・マネジメント能力が高い人は LinkedIn登録済み
「LinkedIn = 外資系企業の方が登録」というイメージが強いかもしれませんが、実際は日系企業勤務の方も多くLinkedIn に登録しています。また社長やエグゼクティブ・部長職など 役職が高い人や専門性が高い人の登録割合は高くなっています。こちらは LinkedIn のデータおよびパネリストの感触の両者から言えるようです。
また、近年の採用傾向として、英語だけでなく プロジェクトマネジメントやコミュニケーションなどソフト面の能力が求められる案件が多くなっています。候補者の特性や企業組織との相性を見抜くためには、コンサルタントのヒアリング能力が最大限生かされるところでしょう。
IT化に注目: ポストコロナの採用傾向
採用が多くかかる分野には事業のデジタル化が大きく絡んでいます。例えば製造業では、マテリアルハンドリングや機械学習、マシンビジョンなどの分野は採用が増えている傾向にあります。ITやソフトウェア開発面では、Python・Java・Cloud Computing・Linux・JavaScript・Software Development・SQL・AWS・MySQLなどのスキルは、需要供給ともにニーズが高く、スカウトを受ける割合も高ければ候補者サイドも転職機会を求めている割合が高いようです。
後記: LinkedIn 活用とは?
その他、「LinkedIn での返信率はどのくらいか?」、「クライアントアプローチ(ビジネスディベロップメント)はLinkedIn でできるのか?」、「他の媒体ソースとの使い分けは?」など、多岐にわたる質問やディスカッションが展開され、パネリストの3名は都度オープンにお答えしていました。
また、LinkedIn に登録されている人はスキルや能力の高い方が多く、またLinkedIn自体も日本でどんどん普及してきていることをデータや対談で 実感しました。
久しぶりのオフラインイベントということもあり、感染対策をしながら対面でパネリストや人材紹介業界の方同士で交流することで、会場は大いに盛り上がり大変貴重な機会となりました。
弊社オクタヴィア・エグゼクティブサーチ代表 新木 は、イベント後このように語っています。
「この度、LinkedIn Japan様にパネリストとしてご招待いただき心より感謝しております。私個人としても大変良い経験となりました。交流会でも たくさんの方がお声がけくださり、様々な情報を交換できました。
面談でもイベントでも、引き続き皆様からのご質問へ真摯にかつオープンにお答えしていきたい、と改めて感じています。関係各位の皆さま、本当にありがとうございました。」
登壇者 オクタヴィア・エグゼクティブサーチ株式会社
代表取締役 新木幸江の経歴は こちら
最後に、このような素晴らしい機会を与えてくださった LinkedIn Japan の皆様に深く御礼申し上げます。
左から) Pole & Line 古市様、オクタヴィア・エグゼクティブサーチ新木、
LinkedIn Japanシャーロット・ワン様、LinkedIn Japan 鈴木様
本記事は、主催会社リンクトイン・ジャパン株式会社 および パネリストの許諾を受けて作成しています。
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